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松井秀喜 イチロー 引退 [引退報道]



今回は、松井秀喜引退に関するイチロー選手とのエピソードをお送りします。


2012年12月28日(米国時間27日)


ニューヨーク市内のホテルで緊急記者会見が開かれ、松井秀喜が2012年シーズン限りでの現役引退を表明した。






ゴジラ、38歳……。





まだまだ若い、まだまだ出来ると感じていたのはファンの希望から来る傲慢であり、当事者である松井は、満身創痍の身体と相談し、考え抜いた末に引退を決意したのだろうと思う。





「命がけでプレーし、メジャーで力を発揮するという気持ちでやってきたが、結果がでなくなった」という引退理由と共に、野球人生にはたくさんの思い出がある中で『巨人時代に長島監督と素振りをした時間』が一番印象に残っていると語っている。





プロとしてパフォーマンスする中で基本を叩き込んでくれた原風景、そんな心の根っこから出た言葉のような気がして、ゴジラはやはり野球選手としても、感謝を忘れない一人の人間としてもすごい奴だと感じた。





そのニューヨークには、前年までマリナーズにいたイチロー選手がいたのも決して偶然ではなく、何かの因縁だろうと思う。






二人の出会いは高校時代に遡る……。






愛工大名電の鈴木一朗と星稜高校の松井秀喜。






学年はイチローの方が一つ上だが、両選手ともに既に高校野球界では有名な選手だったし、合宿で一緒になったこともあるらしい。






二人はよく全く違うタイプの選手だと語られるがまさにその通りで、その選手としての立ち位置ばかりでなく心の有り様も同様で、松井は心の芯が太く何事にも動じないタイプであるのに対し、イチロー選手は細やかで繊細すぎる心を持っている選手のように私には思える。





いずれ、互いが高校時代からの知り合いであり、日本球界、MLBへの挑戦という同じ道筋をたどる中で、ライバルなんていう軽々しい言葉では語れないほどの、互いをリスペクトする気持ちが芽生えていたのではと想像する。






2012年シーズン、様々なメディアが勝手に報道する引退説や辛辣な限界説を聞くより、イチロー選手にとっては、松井秀喜の引退記者会見が一番身に応えたと思うのは考えすぎだろうか?






そして、その次の年。2013年7月28日ーーーーー。





ニューヨーク•ヤンキースが、松井秀樹と一日だけのマイナー契約を結ぶ引退セレモニーを開催、多くのファンがヤンキースタジアムに詰めかけた。





そのセレモニーの会場となったスタジアムのフィールドに、イチロー選手の姿がなかったことが様々な憶測を読んでニュースになった。






イチロー選手はセレモニーをクラブハウスのテレビで見ており、その時間は「いつもマシンをやったりする時間だったので」と答えている。






それを聞いた時、これがイチロー選手の決意の表れだと感じた。






一学年下の、よく知っている野球小僧の一足先の引退。






そりゃ「お疲れさま」の一言も掛けてやりたいだろうし、色んな感傷的な気持ちになるのを繊細な心を持つイチロー選手は人一倍感じた筈である。でも、敢えてそうしなかったのだと思う。





それは野球選手としての矜持というか、プライドというか、現役選手として引退してゆく松井秀喜に対するメッセージであるような気がするし、松井もそのイチロー流のパフォーマンスに隠された「本当の意味」を十分に理解していたと思う。





肩を抱いて『お疲れさま』という代わりに、まだまだ現役として頑張ると決めた男は黙々とルーティーンであるウォーミングアップをしていたという事実が、なによりもイチロー選手の心を克明に映し出していたと考えるのは考え過ぎだろうか?






ちなみにその日の試合5分前、クラブハウスに通じる通路からダグアウトへ出てきたイチロー選手は、始球式に出るためにヤンキースのユニフォームを着て待っている松井秀樹を鉢合わせになったそうだ。





その時、二人が交わしたのは、



イチロー「ああ、ひさしぶり」

 松井 「今日はチームメイトですね」



そう言う言葉だったそうだ。





そのあまりにも短いが、普段着の飾らない言葉の中に、互いの感じている様々な感情が隠されている。




やはりこの二人は、真のプロフェッショナルであると同時に、愛すべき野球小僧なのだ。


「イチロー引退狂騒曲:いちぶろ!」目次:まとめページへ




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