So-net無料ブログ作成
検索選択

2011年 イチロー成績 途絶えた連続200本安打のわけ [年度別の成績]



2011年のイチロー選手の成績は、イチローのキャリアを語る上で、
一つの大変重要な分岐点になっていることはまず間違いないだろう。


それだけに多くの野球ファンが、2011年シーズン終了時の(または、それ以降の)イチロー選手への落胆を、積極的に話の俎上に載せたがるのは致し方のないことだろうと思う。


その第一は「衰え」というキーワードである。


2011年シーズン、
終わってみればイチロー選手の打率は、.272 シーズン安打184本という成績だった。


そして、その『イチローらしからぬ成績』といつもパックにして語られるのが、2001年のメジャーデビューから10年連続で達成してきた『打率3割』『シーズン200本安打』『オールスター出場』の三つの記録が同時に途切れたことだ。


中でも『打率3割』と『オールスター出場』に関しては、日米通算ではレギュラーを確保した1994年以降17年連続で達成していたというから、やはりこの年はイチローの野球人生にとって、大きな大きな節目であることは語るまでもないだろう。


この年、イチロー選手37歳。


ごく普通の社会人なら、まだまだこれから仕事場の中心としてバリバリ働く年齢であるが、アスリートにとっては残酷で、もう若いとは言えない年齢だ。


人一倍、日々、心の平穏を保つ努力をし、身体のメンテナンスを決して欠かすことがないイチロー選手であっても同様で、年齢という壁は、否応無しに大きく目の前に立ちはだかる。


•スピードの衰えだろう。一塁に到達するまでのスピードが落ちた
•視力の低下
•不運
•右方向へのゴロが多く、内野安打になりやすい左方向への打球が少ない
•ボール球に手を出す確率が増えた


メディアを通じて伝わってくる様々なニュースのほとんどが、『年齢による衰え』が不振の原因、根本理由であると断じる内容だったのは記憶に新しい。


おそらく、肉体の衰えというものはあるんだろうと思う。


イチロー選手が自覚しようがしまいが、それは加齢とともに引き受けなくてはならない人間の宿命である。ただし、それは、プロアスリートの場合、いつもマインド、『心の有り様』というものと大きく密接に関わっているような気がする。


個人的には、一切優勝争いをすることがなかった、もっと有り体に言えば、優勝の可能性など微塵もなかったマリナーズというチームに所属した10年の間に、200本安打という偉業を連続10年間も続けるということは、並外れた『精神力』を持っていないと成立しないことだと思う。


優勝争いから脱落したチームの中で、連続の個人記録を達成するために決して力を緩めないイチロー選手への非難や糾弾は、考えれば普通にあっただろう。なぜなら、野球はチームスポーツだからだ。


けれど、イチロー選手の考えの根本には『誰も到達したことのない極み』へと自分を追い込む事と同時に、応援してくれるファンの喜ぶ顔とその期待も感じての長い、あまりにも長い10年だったと思うし、前人未踏の新記録を樹立した後は、気持ちが燃え尽きた感じを受けたのではないかと想像する。


つまり、次の目標が見えなくなった、ということ。


そう考えたとき、2011年で連続安打記録が途切れ、また成績を落としたのは、決して肉体の衰えだけが原因ではなく、いやむしろ、肉体の衰えはなく精神的な『マインドの衰え』が原因であったのではと個人的には勝手に想像している。


でも、その想像は、ある意味で当たっていたと今でも思う。


なぜなら、翌2012年、イチロー選手は自ら移籍を志願したからである。


「イチロー引退狂騒曲:いちぶろ!」目次:まとめページへ




スポンサーリンク






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
株に関する知識
So-net無料ブログ作成
検索選択

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。